月刊誌「シナリオ」で一番面白い記事といえば「日本シナリオ作家協会ニュース」であることは論を俟たないところですが、今月は菊島隆三賞の選考過程が載ってます。結果としてはTVシナリオの『本当とウソとテキーラ』(山田太一脚本)が受賞となりました。
『おくりびと』も候補には挙がっていましたが、もっともなことにボロクソにけなされているのが笑えます。もちろん荒井晴彦氏も例によって例のごとく毒舌を披露。桂千穂氏が押しとどめようとしますが当然そんなことで矛を収める荒井氏ではなく。
まあそれはともかく、勉強になりますので一読をお勧めします。
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[tmkm-amazon]B001EVI9PC[/tmkm-amazon]ちなみにこちらは『おくりびと』シナリオ収録号。新品はもう売り切れですが。
そういえば、『時かけ』収録の2006年版が大幅に遅れて発売された後音沙汰なくなっていた『年鑑代表シナリオ集』、2007年版が近日発売予定と上記「シナリオ」誌で告知されていました。本来は翌年中に出ていた本なのですが、これからは翌々年に出るペースが定着するんでしょうか…