Q3.1 ラストシーンで観客が感じる清々しさの正体は。
A この種の清々しさは演劇用語でカタルシスといい、真琴が千昭に対して犯した罪が償われ、また千昭によって許されたことから来ている。なお、[オトナアニメ p.6]も参照。
Q3.2 「時かけ三種の神器」とは。
A 『時かけ』ファンとしての正統性を示す必携「時かけ三種の神器」は次の通り(回答者の独断と偏見による。順不同)。
本記事の執筆にあたっては、以下の文献を参考にした。本記事では、これら文献に示された見解に反対の立場を採った場合もあるが、その場合でもそれらは問題を考える上で大変貴重であったし、参考になった。ここに記して著者の皆様に感謝の意を表する。
示した略記には、シーン・カット番号、先頭からの再生時間、ページ数、ブログエントリ日時、Webサイト内記事名などを付加したところもある。
これらの文献のご購入をお考えの方にお願いです。本記事が皆様のお役に立てましたならば、関連書籍等のご購入につき本サイトのご利用をご検討頂ければ幸いです。下記リンクより提携先のページに移動し、そのままご購入戴きますと、本記事回答者に数%の紹介料が支払われる仕組みとなっております(Amazonアフィリエイト)。皆様のご購入価格に上乗せされることはありません。なお、JavaScriptがOnの状態では、リンク上にマウスカーソルを持って行くとAmazonでの商品情報が表示されます。
略記 | 正式な表記 | 備考 |
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[S<シーン番号>-<カット番号>] | 劇場用アニメ『時をかける少女』細田守監督、奥寺佐渡子脚本、筒井康隆原作、「時をかける少女」製作委員会製作、マッドハウス制作、2006年、DVD(角川書店、2007年) のシーン<シーン番号>カット<カット番号> | シーン番号のみを示したときもある。 シーン番号・カット番号は原則として[絵コンテ]に拠った。 作品全体を示すときは「本編」又は「本作(品)」の語を用いた。 なお、公式の表記では「劇場版アニメーション」となっている。 本記事はDVD版を元に執筆したが、DVD版の映像は劇場版から若干修正されていると言われている[かわさき 第六十九話][作画コメンタリ 01:30:50]。 |
[エンドロール] | 劇場用アニメ『時をかける少女』細田守監督、「時をかける少女」製作委員会製作、マッドハウス制作、2006年、DVD(角川書店、2007年) のエンディング | |
[DVD限定版] | DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) | 回答者制定「時かけ三種の神器」の一。残念ながら、[DVD限定版]は限定数のみの発売。今後入手困難となる事態を想定し、限定版のみの内容を参照した部分については発言等を長めに引用した場合もある。 DISC 1は[DVD通常版]と共通なので、原則として[DVD限定版]は[DVD通常版]の上位版となるが、なぜかブックレットに相当する資料が付属しないため、[公式サイト]を見るか[ノートブック]を別途購入するかしないと基本設定がわからないという問題はある。 DVD版の紹介ページはこちら。 |
[DVD通常版] | DVD『時をかける少女 通常版』(角川書店、2007年) | [DVD限定版 DISC 1]は、[DVD通常版]収録のディスクと同じ内容。ブックレット(ライナーノーツ)は[DVD通常版]のみ付属。[公式サイト]ではこのブックレットは[ハンドブック]からの抜粋のように説明されているが、まったく異なるもの。 |
[BD版] | Blu-ray Disc『時をかける少女』(角川書店、2008年) | Blu-ray Disc(BD)版。2008年7月25日発売。 基本的にDVD通常版に相当する内容だが、画質・音質の良さのほか、DVD限定版付属の冊子「TOKIKAKE HAND BOOK」収録の背景画が新規特典としてディスク内に収録された、日本語字幕が表示できるようになったなど新たな特長もある。また、このBD版の方がフィルム画面の収録範囲がわずかに広く、画面端周辺でDVD版では見えないものが見えることがある。 一方、作品の基本設定を記した印刷物(ブックレット)と、メニューから選択して表示できた「STAFF CAST PROFILE」がなくなっているのはマイナス点。 |
[ネット配信版] | 『アニメNewtypeチャンネル』Webサイト内「時をかける少女」 | ネット配信版。7日間で315円。DVDレンタルよりは少し安いかも。DVDを買う前のお試しに。 (追記: その後「バンダイチャンネル」内に移動。7日間で324円)。 |
[絵コンテ] | 細田守(2006)『時をかける少女 絵コンテ』(飛鳥新社、ISBN 978-4-87031-742-0)。2007年8月6日付第1版第5刷 | 「時かけ三種の神器」の一。 この記事で本編からセリフを引用したときのかな漢字の使い分けや句読点類の打ち方は、原則としてこの文献のセリフの記述を元にした。 巻末に細田守監督と小黒祐一郎の対談記事あり。 Amazonの「なか見!検索」に冒頭のシーン収録。ほか[アニメスタイル]にも一部の紹介ページあり。 |
[シナリオ] | 奥寺佐渡子(2008)「時をかける少女」シナリオ作家協会年鑑代表シナリオ集編纂委員会編『'06年鑑代表シナリオ集』(シナリオ作家協会、ISBN978-4-915048-24-1) pp.67-100 | 本編と内容はほぼ同一。本編から逆に書き起こしたもの。 |
[声優コメンタリ] | DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) DISC 1収録オーディオコメンタリー「時かけ同窓会」 |
細田守監督・仲里依紗・石田卓也・板倉光隆によるコメンタリ音声。司会は古川耕。[DVD通常版]にも収録。 |
[作画コメンタリ] | DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) DISC 3収録オーディオコメンタリー「『時かけ』スケッチブック」コメンタリー | 細田守監督・伊藤智彦助監督・青山浩行作画監督によるコメンタリ音声。司会は古川耕。画面は本編・絵コンテ同時表示。シーン・カット番号も表示されており、本記事執筆に大変役立った。 細田監督は若干お酒が入っていたようで舌好調。 |
[談話ノート] | DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) DISC 2収録「ビジュアル・ノート」菊崎亮企画・構成・演出、キュー・テック制作、細田守、仲里依紗、奥寺佐渡子ほか出演 | 非常に充実した関係者のインタビュー映像(約72分)。ロケハン地で撮影されたと思しき仲里依紗の短い映像も所々に挿入されている。 |
[演出解説] | DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) DISC 2収録「ディレクション・ファイル」 | 細田守監督による演出解説(約34分)。古川耕との対談形式。 |
[舞台挨拶] | DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) DISC 1収録「完成披露試写舞台挨拶」 | 2006年7月7日 なかのZEROホールで行われた試写会の舞台挨拶の様子を収録したもの。[DVD通常版]にも収録。 |
[舞台裏] | DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) DISC 2収録「完成披露試写舞台裏」 | [舞台挨拶]の楽屋風景などを収録したもの(約10分)。 |
[予告編] | 本編の劇場予告編映像(DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) DISC 1収録「劇場予告編」) | セリフや曲は本編のものと微妙に違う。 [DVD通常版]にも収録。 ネットに上がっているものとしては、公式サイトにあるものとYouTubeへ公式にアップロードされたものがあるが、後者には最後の「夏休みロードショー」画面と「限定! ミニ・クリアファイル付き前売券発売中 貞本義行オリジナルイラスト」の告知画面がない。 |
[パンフ] | ニュータイプ編集部編(2006)『時をかける少女』劇場パンフレット(角川ヘラルド映画) | 本編の劇場パンフレット。Amazonでの扱いはないので、リンクは東京テアトルの通販サイトへのもの(追記: その後同サイトは消滅)。 |
[氷川パンフ] | 氷川竜介(2006)「継承される想い、時をかけるフィルム」『時をかける少女』劇場用パンフレット pp.10-12 | [パンフ]の中の氷川竜介による批評記事。 |
[ハンドブック] | 野崎透、古川耕、村上泉(2007)『TOKIKAKE HAND BOOK』。渡邊隆史、菊池剛企画・構成。青山浩行口絵。DVD『時をかける少女 限定版』(角川書店、2007年) 付属本 | 背景画解説と関係者のインタビュー記事が中心だが、社内向け企画書、初期のプロット原稿、台本の新一稿など貴重な資料も掲載されている。 なお、企画書には「『ポスト宮崎駿』21世紀を背負う新鋭監督・細田守」「マッドハウスの新境地!甘酸っぱい初恋の思い出を」などの見出しが見える[ハンドブック p.37]。 |
[ノートブック] | 古川耕、小嶋一司、鈴木美穂、村上泉(2006)ニュータイプ編『時をかける少女 NOTEBOOK』(角川書店、ISBN 4-04-853989-2)。2006年11月16日付第4刷 | いわゆる公式ガイドブック。「時かけ三種の神器」の一。設定資料、監督による解説コラムなど。 |
[ノートコメント] | 細田守(2006)「TEXT COMMENTARY」コラム『時をかける少女 NOTEBOOK』ニュータイプ編 | [ノートブック]中の、細田がストーリーについて解説したコラム。もっとも、談話風なので、執筆自体は細田自身でない可能性もある。 |
[アートブック] | 山本二三(2007)『時をかける少女 ARTBOOK~山本二三と絵映舎の世界~』(角川書店、ISBN 978-4-04-854120-6) | 背景画、美術設定資料とその解説などを集めたもの。削除された[S58-40]の画がさりげなく載っている。 |
[サントラ] | CD『時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック』吉田潔作曲・編曲、奥華子作詞・作曲・編曲・歌、Johann Sebastian Bach作曲、2006年、ポニーキャニオン | 本編で使われていない『夏空(ロング・バージョン)』が聴けるのはこれのみ。必聴。 |
[ガーネット] | MaxiシングルCD『ガーネット』奥華子作詞・作曲・編曲・歌、佐藤準編曲、2006年、ポニーキャニオン | |
[TIMENOTE] | CD『TIME NOTE(初回限定盤)』奥華子作詞・作曲・編曲・歌、佐藤準編曲、2007年、ポニーキャニオン | |
[公式サイト] | 「劇場版アニメーション 時をかける少女」『web KADOKAWA』Webサイト内(2007年9月閲覧) | 角川書店のWebサイト内公式ページ。なお、角川映画内公式サイトはこちら。 |
[公式ブログ] | 公式ブログの中の人「時をかける少女 公式ブログ」『web KADOKAWA』「劇場版アニメーション 時をかける少女」Webサイト内(2007年9月閲覧) | 情報量が膨大(追記: 残念ながら2014年に消滅)。「公式ブログの中の人」は正体不明だが、[ハンドブック]で渡邊プロデューサーと対談し、「ホントはもっとちゃんとしたライター」なのだと語っている。Twitterアカウントは@nekokatz。 |
[原作] | 筒井康隆(1966)『時をかける少女』 角川文庫『時をかける少女〈新装版〉』(角川書店、ISBN 4-04-130521-7)収録 (初出、学習研究社刊『中学3年コース』1965年11月号~『高校1年コース』1966年5月号連載) |
原作の短編小説。角川文庫の本は、表題作のほか2編を収録した短編集となっている。初出雑誌名・号は、江藤茂博によるこの文庫版に収録の解説に拠った。作品としての公表年は連載完結時点をとった。 |
[大林版] | 映画『時をかける少女』大林宣彦監督、原田知世主演、角川春樹製作、1983年、DVD(2000年、角川映画) | [原作]と並んで本作の基礎となった作品。 |
[どれみ] | テレビアニメ『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』「第40話 どれみと魔女をやめた魔女」細田守演出、大和屋暁脚本、朝日放送、アサツー ディ・ケイ、東映アニメーション制作、2002年11月10日放送、DVD(『おジャ魔女どれみ ドッカ~ン! Vol.10』、マーベラスエンターテイメント、2002年) | 細田版時かけの原点とも言われる第40話。時かけそっくりな分かれ道などが登場。あらすじは東映アニメーションの公式サイト内で読める。 ストーリーや演出もさることながら、原田知世が未来役で声の出演をしており、他の回とは異色の雰囲気。[詳説どれみ]も参照。 |
[ハウル] | 劇場用アニメ『ハウルの動く城』宮崎駿監督・脚本、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作、スタジオジブリ制作、「ハウルの動く城」製作委員会製作、2004年、DVD(2005年、ブエナ・ビスタホーム・エンターテイメント) | |
[アニメスタイル] | スタジオ雄編『Webアニメスタイル』Webサイト(2007年9月閲覧) | 編集長は本作品の角川社内向け企画書をまとめた小黒祐一郎。本作品については「特別企画 『時をかける少女』応援企画」のページがまとまっていて見やすい。 小黒は細田が橋本カツヨ名義で演出に参加した『少女革命ウテナ』を企画・制作したクリエイター集団「ビーパパス」のメンバーでもある。 |
[アッコ] | スタジオ雄編『Webアニメスタイル』Webサイト内 細田守「[再録]自作を語る『ひみつのアッコちゃん』 「わたしの好きなアッコ」」(2007年9月閲覧) | |
[フリースタイル] | 「特集 細田守――『時をかける少女』を作った男」『フリースタイル VOL.7』(2007年7月15日初版第1刷発行)、フリースタイル | いくつかの批評(というより賞賛)記事などのほか、氷川竜介による『時かけ』以前の細田守監督の経歴についてのかなり分量のあるインタビューが掲載されている(氷川竜介ブログも参照)。 また、角川書店側の内部事情についてはp.58からの渡邊のインタビューが比較的詳しい。 |
[FS中条] | 中条省平(2007)「世界の美しさを発見する少年のまなざし」『フリースタイル VOL.7』 | [フリースタイル]内の記事。 |
[オトナアニメ] | 特集「時をかける少女」『オトナアニメ VOL.2』(2006年11月10日発行)、洋泉社 | |
[奥寺月刊シナリオ] | 加藤正人(2007)「連載インタビュー 脚本家 加藤正人の気になる映画人たち <第9回ゲスト> 「怪談」の脚本家 奥寺佐渡子」『シナリオ』(2007年9月号)pp.18-25、シナリオ作家協会 | この年の8月封切りだった『怪談』についての話題が主だが、奥寺女史の経歴と時かけについても初めに簡単に触れられている。ただ、あまり目新しい情報はない。 |
[文化庁レポ] | 文化庁『文化庁メディア芸術プラザ』Webサイト内「シンポジウムレポート」(2007年11月閲覧) | 2006年度の「文化庁メディア芸術祭アニメーション部門受賞者シンポジウム」の文化庁による公式レポート。 |
[コウリュウ] | 板倉光隆「コウリュウ日記」2006年5月25日付エントリ「「時をかける少女」収録♪」『コウリュウが行く!!』Webサイト内ブログ(2007年12月閲覧) | 津田功介役の板倉光隆のブログ記事。5月25日頃で収録終了と読めるが、[声優コメンタリ]では、間宮千昭役の石田卓也の部分の取り直しのため、彼のみ参加した収録がもう一日あったと説明されている。[公式ブログ 2006/05/28]の方だと収録終了は5月25日又は26日と取れるが、これに取り直し分が入っているのかは不明。 なお収録開始は20日[公式ブログ 2006/05/21][パンフ]。 |
[R25] | 「筒井康隆 ロングインタビュー」『R25.jp』Webサイト内(2007年9月閲覧) | 本文中で参照しなかったがこれも興味深い。 |
[ふぁん] | seeba『細田 守ふぁんくらぶ』Webサイト(2007年9月閲覧) | 細田守監督の作品リストがある。 公式なファンクラブ組織というわけではない。 |
[芸術祭シンポ] | seeba「第10回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門受賞者シンポジウム」のエントリ『Effective Recipe』Webサイト内(2007年11月閲覧) | [ふぁん]と同じ筆者。 |
[子犬芸術祭] | 子犬「行ってきましたメディア芸術祭シンポジウム(続き)」『ひびのたわごと』Webサイト内(2007年11月閲覧) | |
[どうかんやま] | どうかんやまきかく編『Webどうかんやまきかく』Webサイト(2007年9月閲覧) |
細田守監督の研究サイト。 作品名の表記につき「細田守演出作品の表記法」を一部参考にした。 |
[対比] | どうかんやまきかく編「細田守演出デジモンアドベンチャー 対比の問題」『Webどうかんやまきかく』Webサイト内(2007年12月閲覧) | 同人誌『劇場版デジモンアドベンチャー 雑記三篇』(2000年)から[どうかんやま]に転載された記事。 |
[詳説どれみ] | こはらほか(2008)『詳説? どれみと魔女をやめた魔女 (第二版)』(どうかんやまきかく、同人誌) | 276ページにわたって[どれみ]を研究した驚きの同人誌。 |
[かわさき] | かわさきゆう「時を駆け巡る少女 ~アニメーション映画『時をかける少女』ロケハンの地を探して~」『Go with yuu』Webサイト内(2007年9月閲覧) | |
[yonabe] | yonabe「*[映画] 時をかける少女」『ぼくはコンテンツが大好きで、だからこそコンテンツを作るのだ。』Webサイト内(2007年11月閲覧) | |
[超映画批評] | 前田有一「時をかける少女」『超映画批評』Webサイト内(2007年10月閲覧) | 本文の方ではかなり褒めているが、評点は100点満点で70点。 |
[Nakamyura] | Nakamyura「時をかける少女」コメント『CinemaScape-映画批評空間-』Webサイト内 | 本作のテーマは「気持ちを伝えようとする言葉」であるとの解釈を示している。踏切事故のシーンについての演出の分析も参考になる。 |
[WP時かけ] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「時をかける少女 (アニメ映画)」の項(2007年9月16日 (日) 21:44版) | ウィキペディアについては、その他の項目についても適宜ハイパーリンクの形で参照した。 |
[WP大林版] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「時をかける少女 (1983年の映画)」の項(2007年9月16日 (日) 10:28版) | |
[WP細田] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「細田守」の項(2007年9月13日 (木) 18:10版) | |
[WP東女] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「東京女子大学」の項(2007年6月25日 (月) 01:51版) | |
[WPTT] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「タイムトラベル」の項(2007年9月29日 (土) 02:18版) | 様々なタイプのタイムトラベルについて紹介されている。 |
[WPキャラデザ] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「キャラクターデザイン」の項(2007年10月14日 (日) 08:33版) | |
[WPゲド] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ゲド戦記 (映画)」の項(2007年10月16日 (火) 13:42版) | |
[WPセカイ] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「セカイ系」の項(2007年12月20日 (木) 06:56版) | 本文では参照しなかったが、[アニメ夜話]で岡田斗司夫が本作を「セカイ系」だと批判している。また[文化庁レポ]等でも富野由悠季が社会との関わりの欠如について批判している。 |
[WPEM] | フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「エブリデイ・マジック」の項(2007年12月22日 (土) 03:35版) | 本作品が属する物語のジャンルの一つについての解説。 |
[アニメ夜話] | テレビ番組『BSアニメ夜話 第8弾 第3夜 #26 時をかける少女』江川達也、岡田斗司夫、渡邊隆史、氷川竜介、筒井康隆ほか出演、日本放送協会制作、2007年6月27日放送 | 内容の要約は収録のレポート「BSアニメ夜話 第8シリーズ第3夜『時をかける少女』」で読める。 |
[TAAFレポ] | 本Webサイト内拙著「『第6回 東京アニメアワード フィルムフェスティバル』レポート」 | |
[B館時間軸] | ますむら康二「劇場アニメ『時をかける少女』の時間軸」『極私的マンガウォッチング「B館」』Webサイト内2006/07/23 23:26付ブログエントリ(2007年9月閲覧) | 時間軸の表は回答者も出発点として大いに参考にさせて頂いた。 |
[時間軸] | 本Webサイト内拙著「時かけの時間軸」 (pdf版) (Excel版) | [時間軸 No.<歴史No.>]の形で歴史No.を示して特定の歴史を参照した箇所もある。 |
[倉野瀬図] | 本Webサイト内拙著「倉野瀬相対位置図」 (pdf版) | |
[検定上級] | 南丘蒼梧『「時をかける少女」検定!!上級者編』(2007年9月閲覧) | |
[日本の美術] | 細田守/松嶋雅人「対談 映像演出家からみた久隅守景の造形―劇場版アニメーション『時をかける少女』の細田監督と―」『日本の美術』No.489(2007年2月号)、至文堂 | 国立博物館監修の雑誌。この号は松嶋が編集を担当している。 |
[江藤] | 江藤茂博(2001)『『時をかける少女』たち―小説から映像への変奏』(彩流社、ISBN 4-88202-693-7) | 出版が2001年だから本作品については一切触れられていないが、それより前の様々な『時かけ』についての情報が得られる。 |
[Syd] | Field, Syd. Screenplay: the foundations of screenwriting. Revised edition. New York: Bantam Dell, 2005. ISBN 0-385-33903-8 | 広く読まれているハリウッドのプロデューサーによるシナリオの入門書。 追記: 2009年に新しく邦訳書が出た。 |
[新井基礎] | 新井一(1985)『新版 シナリオの基礎技術』(ダヴィッド社、ISBN978-4-8048-0175-9) | 日本で広く読まれているシナリオの入門書。 |
[新井技術] | 新井一(1986)『シナリオの技術』(ダヴィッド社、ISBN4-8048-0181-2) | |
[新井QA] | 新井一、原島将郎(1987)『シナリオの基礎Q&A』(ダヴィッド社、ISBN4-8048-0185-5) | |
[舟橋48] | 舟橋和郎(1985)『シナリオ作法四十八章』(映人社、ISBN4-87100-211-X) | |
[記号論] | Yu.M.ロトマン(大石雅彦訳)(1987)『映画の記号論』(平凡社、ISBN4-582-74407-9) | [アッコ]より。 映画演出における表現に関する少々歯ごたえのある理論書。 |
[演出講義] | V.D.・ニージニー(中本信幸訳)(1981)『エイゼンシュテイン映画演出法講義』(未来社、ISBN978-4624710262) | [アッコ]より。 ソ連の映画監督エイゼンシュテインによる映画演出の講義内容を収録した形のテキスト。こちらもかなり歯ごたえあり。エイゼンシュテインは現代的な映画のスタイルの確立期における「モンタージュ」の大家。モンタージュとは、複数の画面を繋ぐことで個々の画面だけでは持ち得ない意味を作り出す映画演出――要するに、編集――上の諸技術の総称、またはそうして作られた一連の画面。 |
[BP委員会] | 「アニメや映画の“委員会活動”って何」『日経 BPネット』Webサイト内(2007年10月閲覧) | |
[アプレリ] | 「絵映舎について」apreli.net Webサイト内(2007年10月閲覧) | |
[アニメ流れ] | 「アニメ業界の基礎知識 ~アニメーション制作の流れ~」『(株)テレコム・アニメーションフィルム オフィシャルサイト』Webサイト内(2007年10月閲覧) | |
[おぎにゃん] | 「おぎにゃんと学ぼう! アニメの作り方」『madhouse.co.jp』Webサイト内(2007年10月閲覧) | |
[BTTF] | 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ロバート・ゼメキス監督・脚本、ボブ・ゲイル脚本、マイケル・J・フォックス主演、1985年。DVD(『バック・トゥ・ザ・フューチャー 20thアニバーサリーBOX』、2005年) | タイムトラベルものハリウッド映画の代表作。意識して見ると、序盤の構成・夢オチ・ヘリコプターなど本作との類似点は多い。そういえば、主人公はこちらも17歳である。 |
[アメリカの夜] | 映画『アメリカの夜』 フランソワ・トリュフォー監督・脚本・出演、1973年。DVD(ワーナー・ホーム・ビデオ) | 映画制作の現場を描いた映画。監督自ら監督役で主演。パッケージ写真に反して基本的には恋愛ものではない。 |
[東京物語] | 映画『東京物語』小津安二郎監督・脚本、 野田高梧脚本、笠智衆、原節子ほか出演、1953年。 | ファーストシーンとラストシーンを対照する手法など、本作に多くの影響を与えているようにも感じられる小津映画の代表作。 |
[クレしん] | 劇場用アニメ『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』原恵一監督・脚本、水島努演出、臼井儀人原作、2001年。DVD(バンダイビジュアル、2001年) | 基本的には子供向け映画の位置づけだが、オトナが見ると泣けると評判の高い一作。随所に本作との共通点を感じる。 なお、この[クレしん]の作画は基本的に影なし(なお、[作画コメンタリ 00:05:17])(一部影付きのシーンもある)。 |
[素晴らしき哉、人生] | 映画『素晴らしき哉、人生!』フランク・キャプラ監督・脚本、フランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット脚本、ジェームズ・スチュアートほか出演、1946年。 | 自分に自信を失い川に身投げしようとした主人公に天使が舞い降り、もし主人公が生まれていなかったらこの世界はどんなだったかを見せてやるという筋書きの、「もしもボックス」型ストーリーの古典。前半70分はたまらなく退屈だが、そこから先が本題なので我慢して見て欲しい。 追記: 著作権失効のためパブリックドメインになっており、こちらで字幕付き版が公開されている。 |
[食玩三昧] | 「観なかったことにしたいアニメ『時をかける少女』」『tokyojoe's 食玩三昧』Webサイト内2006年08月20日 00時53分35秒付ブログエントリ(2007年11月閲覧) | 本文では参照しなかったが、本作に対する批判意見をいくつか紹介する。 これは[大林版]ファンの立場からのもの。 |
[RHOUSE] | 「時をかける少女VS.時をこける少女」『RHOUSE』Webサイト内2007/07/21付ブログエントリ(2007年11月閲覧) | 同上。 これも[大林版]ファンの立場からのもの。 |
[Yahooレビュー] | 『Yahoo! Japan』Webサイト内「Yahoo!映画」「作品ユーザーレビュー」エントリ 「主役の性格が嫌い(実写だったら星ひとつ)」「がっかりしました」「なぜ一般受けしないのか」(2007年11月閲覧) |
ユーザーレビューで代表的と思われる批判的意見をいくつかピックアップした。 Yahoo!のレビュー全体では好意的意見の方が圧倒的に多い。念のため。 |
[iwanihana] | 'Toki wo kakeru shoujo (時をかける少女)' directed by Hosoda Mamoru (細田守): An Analysis 『Iwa ni Hana』Webサイト内ブログエントリ(2007年11月閲覧) | 海外の反応。かなり鋭い指摘も。 時間軸の表もあるが、焼き肉は11日説、果穂と千昭の告白はなんと7月31日説(!)を採っている。 |
[ロケ地ガイド] | 「時をかける少女 詳細ロケ地情報」『全国ロケ地ガイド』Webサイト内(2007年11月閲覧) | ほかの作品のロケ地になっている場所が付近にないか調べられるのが面白い。富士見坂は『仮面ライダーカブト』にも出てきたとのこと。 |
[紅茶檸檬] | 紅茶檸檬『TRPGのススメ?』Webサイト内2006年8月26日付はてなダイアリー(2007年11月閲覧) | |
[ぬるヲタ] | 西尾西男「「時かけ」の真琴がボーダフォンの携帯を使っていた理由」『ぬるヲタが斬る!』Webサイト内2006年9月28日付ブログエントリ(2007年11月閲覧) | 題名の疑問への答えは、紹介されている[週アス]の記事によると家族割があるからだというのだが、[Q1.2.20]のように考えるのが妥当だろう。 |
[週アス] | 「表紙の人」『週刊アスキー』2006年8月15日号、アスキー | 表紙が紺野真琴。貞本の描き下ろしとのことだが、公式ポスターなどと比べると本編の顔に近い出来。[ぬるヲタ][公式ブログ 2006/8/1]週刊アスキーブログも参照。 なおアスキーは現在角川傘下。 |
[new] | new「成安造形大学で行なわれていた細田守・山下高明公開講座に参加してきました。」『J&』Webサイト内2007年10月1日付blogエントリ(2007年11月閲覧) | |
[マイコミ] | 今井良「【インタビュー】 『時をかける少女』DVD発売 - 生みの親に聞いた「今だから言えるヒットの"秘密"」」『マイコミジャーナル』Webサイト内2007年4月26日付記事(2007年11月閲覧) | |
[NB] | 山中浩之「【ヒットの“共犯者”に聞く】 映画「時かけ」の場合 I II III」日経BP社『NB Online』Webサイト内2006年12月6日付記事(2007年11月閲覧) | |
[はとろん] | 鳩ろん「「時をかける少女」の倉野瀬高校はうちの大学でした」『日刊はとろん』Webサイト内2006年11月4日付ブログエントリ(2007年11月閲覧) | |
[鈴木ITM] | 鈴木貴博「鈴木貴博のビジネスを考える 第50回 それでも吾朗監督を応援したくて」日経BP社『ITマネジメント』Webサイト内2006年10月11日付記事(2007年11月閲覧) | |
[海から] | 「2006年の夏映画のベスト!『時をかける少女』」『海から始まる!?』Webサイト内2006年7月29日付ブログエントリ(2007年12月閲覧) | |
[究極映像] | 「■細田守監督 『時をかける少女』 「アノニマス 逸名の名画」展 『白梅ニ椿菊図』の邪推」『★究極映像研究所★』Webサイト内2007年4月29日付ブログエントリ(2007年12月閲覧) | |
[東エヴァ] | 東浩紀「アニメ的なもの、アニメ的でないもの『新世紀エヴァンゲリオン』レヴュー」『季刊InterCommunication』No.18(1996年Autumn号)、『ICC Online』Webサイトへの再録版(2008年1月閲覧) | |
[mary-sue] | mary-sue「時をかける少女について」『幸福なオタク』はてなダイアリー2006年9月21日付エントリ | |
[ワイルダー] | キャメロン・クロウ(宮本高晴訳)(2001)『ワイルダーならどうする?―ビリー・ワイルダーとキャメロン・クロウの対話』(キネマ旬報社、ISBN4-87376-236-7) | [new]より。 |
[野沢] | 野沢公子(2001)「映画を読むとはどういうことか」『学びネットあいち』Webサイト内(2008年1月閲覧) | |
[O.N.] | 「日本映画テレビ技術研究会」『OtogiNation』Webサイト内記事(2008年4月閲覧) | 日本映画テレビ技術協会開催のセミナーにおける細田による解説のレポート。なお、[公式ブログ 2006/09/09]。 |
[日詰] | 日詰明嘉「時をかける少女セミナーレポート」『桀紂屋』はてなダイアリー内2006年9月8日付エントリ(2008年4月閲覧) | 同上。 |
[ブーブーz] | ブーブーz「REVIEW 時をかける少女」『アニメ!アニメ!』Webサイト内記事(2008年5月閲覧) |
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