Windows XP(SP2で確認)のマシンに対して、Win32 APIのInitiateSystemShutdown()やWMIのWin32Shutdown()を使って、リモートから強制的にログオフの上シャットダウンしようとした場合、ログオン画面でパスワードを間違え、「ログオンできません」といったダイアログボックスが表示されている状態では失敗します。
具体的にどのように失敗するかは不定なのですが、一例としては、リモートシャットダウンをかけると、背後のパスワード等の入力用ダイアログボックスは消えますが、「ログオンできません」の方が消えないままです。ここで[OK]をクリックしてやるとたいていシャットダウンに成功しますが、こんな方法ではもちろんリモートシャットダウンの意味がありません。
回避策はないようです。KBには何も情報がありません。あえていえば以下のものですが、XPの場合SP2で対策済みになってます。
Windows: Remote Shut Down of Client Computer Fails
(追記)XPの場合、Win32Shutdown()はそもそも通常の場合でもうまく動かないことがあるようです。 困ったものだ。