光速シスター

今週の『ビックコミックスペリオール』で、以前紹介した『スイーツメモリーズ』の作者星里もちる氏の新連載『光速シスター』が始まりましたが、主人公が聖地巡礼マニアという設定になってます(アニメじゃなくてドラマのですが)。うーむ、これは作者が時かけのコミュニティにかなり近いところにいることの証では…などと思ってしまうのでありました。別にロケ地巡りするのは時かけファンだけじゃないですけれど、『スイーツメモリーズ』のことがありますので。

# 後から星里氏のページを見つけたのでリンクしました。「元アニメの撮影マン」なんだそうです。
# なるほどそれで…

この話の冒頭で、巡礼に来ていた主人公は、その後宇宙人の起こした爆発に巻き込まれて死にかけるのですが、この辺りは『ウルトラマン』の第一話が元ネタでしょうか。

# 追記。「光速エスパー」なるTVシリーズが存在したとの指摘あり。冒頭はどうなんだろう、同じなのかな…

まだ第一話なのでなんとも言えない部分が大きいんですが、星里もちるという人は女の子との関係をほんわかとしたコメディタッチで描くのは相変わらず上手い人です。ただ、長編SFでやってくつもりなら、SF的小道具はもう少しきっちり描きこんだほうがいいかも知れないですね。 そういうところが弱いと、SFの要素はオマケで本題じゃないんだと取られますので。時かけも時の回廊は格好良かったですし、SFではこういうところは視覚的な見せ場の一つでもあるので大切にした方が。って誰に向かって言っているのやら

それと女性の同僚に対する上司の小言に主人公が割り込むシーン、あれだと、上司に楯突いたとか女性をかばったとかということにはなりそうもないと思いますがどうでしょう。

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