『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)

 WOWOWにて鑑賞。

  • 昨年ネットでかなり話題になっていた作品だが、それでハードルを上げ過ぎたか、観てみるとこんなもんかという感じ。よく出来たアクション映画だとは思うが、それ以上のものがあるかはよくわからない。やはり映画館で観ないとダメだったか。
  • シナリオだが、実質的な主人公はフュリオサであって、形式的な主人公マックスはそれを補助する立場である。語り手とみるのも少し無理があるし、なんだかマックスが付け足しみたいな話である。マッドマックスシリーズを謳う作品でなかったらこんな人物は不要と判断されただろう。
  • これほどまでに極端なフェミニズム的ストーリーにしたのは、アクション映画にも女性客を呼び込もうという戦略なのだろうか。

70点/100点満点