あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

という挨拶くらいしか書くことがなくなると、その個人Webサイトも更新終了が近いという気がする。

 去年は正月休みに類別トリック集成を入力して公開し、これはまあ地味なアクセス数を集めたけれども、外には大した記事を上げられなかった。相変わらず映画も見ていない。
 せめて今年はもう少し映画を見に行きたいものである。『君の名は。』については今月やるらしいIMAX版を狙っている。

 名作ビジュアルノベルとして有名な『CLANNAD』も入手してインストールしたのだが、どうもやる前から気が重い。この気の重さの原因は何なのかといえば、やっぱりビジュアルノベルは長さが半端じゃあないということと、これはビジュアルノベルに限らないけれど、どうしても小説の序盤は辛抱を強いられるというあたりにありそうである。iOSアプリ版が無料公開されているというのでインストールした『Fate/Stay Night』も、結局序盤で投げ出していて、どうもいやな予感がする。投げ出したといえば『Steins;Gate』の前作にあたるというので買った『CHAOS;HEAD』も投げ出したままだ。
 大体ビジュアルノベルなどというものは、文章の字面やビジュアルの絵面の表面的なところだけ見れば素人に毛が生えた程度のものでしかないのであり、よほどの前評判を仕入れていない限り、序盤の掴みがうまくないと、付き合いきれぬと途中で投げ出しやすいものではある。『ひぐらしのなく頃に』のSteam版は実績の達成率が公開されている関係で各章のおおよその読了率が分るのだが、第一話前半の読了率の低下加減(脱落率)の高さといったら相当なものである。ビジュアルノベルはあまたあるストーリーの表現媒体の中でも長さへの制限が緩い方だと言われるが、いくら書く側が思う存分書きたいといっても読む側の都合もあるのだから、少しは制限したほうがいいようである。
 『Steins;Gate』といえば去年続編が発売されていたけれども、ダメだという話も聞かないがすごくいいという話も聞かない。いずれにせよPC版は後回しだったかと思うのですぐにプレイすることもできないのだが、しかし続編だからといってあの本編レベルの話がホイホイ作れるわけもなく、また劇場版のシナリオもまあまあといった程度だったので、正直あまり期待はしていない。ただ今ビジュアルノベルの商売はいろいろ難しいと思うので、支援の意味で購入するのはアリだろう。それにしてもクリスがメインヒロインという位置づけを変えるつもりはないのか。