仕事で必要があってVirtual PC 2007 SP1 (on Windows Server 2008 x64)上にUnix (clone)をインストールすることに。
無料ならなんでもよかったので、最近話題のUbuntuを選択。Ubuntu 8.10 Serverのisoイメージを落してきて早速インストールを始めた。
ところが、インストール開始直後にカーネルパニック(だと思う)でスタックトレースらしきものを出力してインストーラが落ちる。Google先生に聞いてみるが、クライアント版での対処法しかご存じでない様子。仕方がないので、ありあわせの情報をテキトーに総合してコマンドラインオプションに
noreplace-paravirt vga=791
を追加してみたところ、なんとか動き出してくれた。
しかし、インストールを終えて本体を起動してみると、OSそのものは動いているようだが画面がおかしい。コンソールに出力されている文字がほとんど何も読めない。試しにgrubでカーネルの起動オプションに上記引数を追加してみると、またカーネルが落ちる。
時間がもったいないのでここでギブアップ。FreeBSD 7.1に変更。
こちらは素直に入ってくれた。
ただ、しばらくpingを飛ばしていると
ping: sendto: no buffer space available
と表示されてネットワークインタフェースが使用不能になる症状が発生。ifconfigでインタフェースをdownさせてからまたupに戻すと再度使えるようにはなるのだが、どうも不安だ。Google先生に聞いても、これで困っている人が昔からいるということが分かっただけ。
この件で腐っているのがVirtual PCとFreeBSDのどちらなのかはわからないが…、やはりVirtual PCはMicrosoftがタダで配っているものだから、Windows専用と考えた方がいいのかも知れない。