そろそろ暖かくなり靴の悪臭も気になりだす頃である。
靴の日常的な悪臭対策としては、まず第一は毎日風呂に入ること、それができなくてもシャワーで足だけでも洗うことである。これだけで全然違う。
第二はたまにアルコールをたまに靴の中に吹き付けること。市販のアルコールを霧吹きに入れるか、元から霧吹きタイプのものを使う。前者の方が割安である。
それでもどうにもならなくなり、もう捨てるしかないというときに試す価値がある方法がある。それは、泡タイプの酸素系漂白剤を靴の中に吹き付ける方法である。しばらく放置して泡が消えたらアルコールタオル等でよくふき取り乾かす。筆者の試したかぎり、これにはほぼ100%の効果があった。
注意点としては、靴の中にだけ吹き付け、外にはつかないようにすること。ネットで靴に酸素系漂白剤を使うというと大抵白いスニーカーに使う話ばかりだが、これは脱色が怖いからである。これを泡タイプを使って内側にだけ付けることで回避しているわけである。内側は脱色するかも知れないが、ただ、試した限りでは革靴でもなんともなかった。
また、靴を丸洗いできないのでふき取るだけだから、内側に薄っすら漂白剤が残ることは避けられないだろう。革靴のようなものよりスニーカーのような布張りの場合に特にふき取りにくい。筆者はなんともなかったが、ここはそれぞれで判断してほしい。少なくとも素足で履くのは避けたほうがいいだろう。