Windows Server 2008入れてみました

今日は珍しくコンピュータネタを。

正式発売前ではあるがMSDNからダウンロードしたWindows Server 2008 Enterprise Edition(WS2008)の日本語版を、Windows Vista x64上のVirtual PC 2007(VPC2007)の環境にインストールしてみた。WS2008のゲストは正式にはVirtual Server 2005 R2 SP1(VS2005)の方でしかサポートされていないのだが、VS2005は何しろ使いづらいので…

  • VPC2007でウィザードを起動して環境を作るとき、WS2008という選択肢はないわけであるが、 「その他」でOKのようだ。しかし、RAMは512MB以上必要。これより少ないとセットアップの冒頭で蹴られる。
  • WS2008のx64版は(というかx64のゲスト環境は)VPC2007側が対応してない。x86版を入れる。ちなみにVS2005でも同様。
  • ISOイメージをDVDとしてVPCでマウントしておけば、もちろんそこからブートできる。Editionの選択はセットアップが始まってからする。
  • セットアップ中に求められる情報がこれまでのOSと比べて少ないようだ。コンピュータ名やIPアドレスなども設定しないで進む。設定する方法もあるのかも知れないが。
  • 最初に情報を入力してインストールが始まれば、後は完了まで入力を求められることはない。
  • 「バーチャルマシン追加機能」は、そのままWS2008にインストールできた。今のところ正常に動作しているように見える。画面はコレを入れなくても大きく(1280 x 1024などに)できるが、マウスカーソルが仮想マシンの中に閉じこめられてしまうのが不便。ちなみに、コレを入れるまでは、マウスカーソルを放して欲し ければ右Altキーを押す。
  • ただし、「バーチャルマシン追加機能」を入れても「マルチメディアオーディオコントローラ」のドライバは見つからない状態になる。
  • 今のところWindows Updateで出てくるものはなし。
  • 初めに出てくる「初期構成タスク」、「ログオン時にこのウィンドウを表示しない」をチェックして消した後また表示したいときは、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]で「oobe」。しかし、これは本来、初めからスタートメニューに登録されているべきものではないか?
  • 「Windowsヘルプとサポート」で左ペインに目次のツリーを常時表示しておくモードが用意されていない。Vistaもそうだった。検索で表示したページの目次内の位置をすぐに確認できないのは不便だ。[ヘルプの参照]ボタンを押すと(この名称も直観的でない)、画面が切り替わってそのページの目次内の位置が表示されることにはなっているようだが、実際いくつか試してみるとそうならないページも多々あるようだ。

余談だが、Windowsのコンポーネントでhtml(+ JavaScript?)ベースで作られたと思しきツール類はことごとく完成度が低い。もういい加減にこの手の技術は捨てたらどうか。

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