『病院で死ぬということ』

 NHK BS2にて鑑賞。実に一昨年の7月に放送され録画したものをやっと観た。なお、DVDにはなっていないらしい。

  • 内容は題名通りで大変重いので、レンタルショップにあったとしてもなかなか手の出にくい作品だろう。そういう作品との接点を作ってくれるのはTV映画の一つの特長である。
  • 入院にまつわるディテールの密度が高く、演技もリアル志向。安心して見られる演出である。
  • ブロゴスフィアでは、患者が亡くなる直前の苦痛を映さない点や、ラストで解決原理として愛を持ち出している点について、きれいごと過ぎるという批判が多いようだ。前者の妥当性については正直よくわからないが、後者についてはやはり少々安易だったかも知れないと思う。

80点/100点満点

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