NHK BSPにて鑑賞。『オーシャンズ12』は確かまだ見たことがない……はず。
- こういう都合のいいコンピュータが出てくる話が許される時代は20世紀までで終わっていると思うのだがなあ。
- 13人もいるのはやっぱり多すぎて詰め込みすぎの感がぬぐえない。
- とはいうものの、話運びは軽妙でそつのない作り。プロの仕事ではある。
- 前田有一氏が「前半、練りに練った復讐アイデアを仲間と観客に披露し、後半それを実行するだけ。意外性のカケラもない。」と批判しているが、これは少し違う。いったん披露したうえで、その作戦が上手くいかなくなりそうな状況にもっていくことで葛藤を作るのが定番の作劇法である。ただ、今回の話では詰め込みすぎなのでそこも薄くなってしまったのである。
68点/100点満点