東京アニメアワード

今年の「東京国際アニメフェア2008 第7回東京アニメアワード アニメーション オブ ザ イヤー」は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に決まったそうです。

『ヱヴァ序』、私も一応見ましたが、悪くはないけれどまあなんというか、現段階では焼き直しに過ぎませんし…旧劇場版の時代にはこの賞はなかったわけで、賞のハク付けのために貰っておいて欲しいということでしょうか。完結して単なる焼き直しでないことが判明した時点であげるならわかりますが。

『秒速5センチメートル』がかすりもしていないのは残念です。『5センチ』は絵の綺麗さという点が特にウリでしたが、その点では『鉄コン筋クリート』と同年度になってしまったのが不運だったかもしれません。

ところで、受賞作等は東京国際アニメフェアで初めて発表されるのかと思っていたら、2月末に既にリリースされていたんですね。

東京国際アニメフェアブログ「TAF2008 アニメアワード・功労賞受賞者発表!大賞はヱヴァ新劇場版!

この公式サイト、2月に決めておきながらアニメアワードのページには未だ掲載がなく、表彰式の詳細もここに掲載すると言っておきながらそのまま。このやる気のなさは問題です。

マンガ大賞2008

マンガ好き有志による「マンガ大賞2008」が発表。第1回大賞は「岳」

『よつばと!』は惜しくも2位でした。

『岳』も読み切りマンガとしてはかなりよく出来ていると思いますが、小さくまとまっている感じもあります。ただ、私は雑誌の連載の方で読んでいるだけなのでそういう印象になるのかも知れず、単行本で一気読みするとまた感じが違うのかも。

WordPress Japanサイト閉鎖へ

WordPress Japanのサイトが3月末で閉鎖だそうです。

WordPressの日本語版としては、Wordpress日本語版とWordpress MEの2つの独立した系統があるのですが、実はインストールしたときはその辺りの事情をよく知らず、なんとなくWordpress MEの方をダウンロードして使っておりました。そのMEの方の配布元が閉鎖されるということです。

WordPress MEは新しいバージョンのリリースも停止となっており、おそらくWordpress日本語版の方が既に主流なので、Wordpress MEは役目を終えたということなのでしょう。

ただ使わせて貰っただけの立場で何も貢献はできませんでしたが、Wordpress Japanの皆様、まずはお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

VS2008で作ったCLR関数やSPをSQL Server 2005に登録できない

Visual Studio 2008でアセンブリを作成し、その関数をSQL Server 2005でCLR関数(CREATE FUNCTION)やCLRストアドプロシージャ(CREATE PROCEDURE)として登録しようとすると、以下のようなエラーになります。

メッセージ 6505、レベル 16、状態 1、プロシージャ ProcedureName、行 1
型 ‘ClassName’ がアセンブリ ‘AssemblyName’ に見つかりませんでした。

どうしたものかと途方に暮れたりもしましたが、結局原因がわかりました。
実はクラスをnamespaceに入れていたのですが、これだとEXTERNAL NAMEの指定を次のようにしなければなりません。

AssemblyName.[NamespaceName.ClassName].StaticMethodName

このようにしたくないなら、クラスをnamespaceに含めないようにするのがいいようです。そうすれば素直に

AssemblyName.ClassName.StaticMethodName

のようにできます。

参考: CLR integration – Could not find Type ‘??’ in assembly ‘??’.

実はこの問題、プロジェクトを新規作成するときにSQL Server プロジェクトを選択しておけば、あまりトラブルにはなりません。プロジェクトにCLRストアドプロシージャやCLRユーザ定義関数用のクラスを追加すると、追加されるソースのひな形がnamespaceの指定が入っていないものになるからです。
しかしSQL Serverプロジェクトは参照の追加に制限があるので使い勝手が悪く、私はほとんど使っていません。そのおかげでこんな苦労をしたわけです。

XP上でログオン画面表示中にリモートシャットダウンがうまく動かない

Windows XP(SP2で確認)のマシンに対して、Win32 APIのInitiateSystemShutdown()やWMIのWin32Shutdown()を使って、リモートから強制的にログオフの上シャットダウンしようとした場合、ログオン画面でパスワードを間違え、「ログオンできません」といったダイアログボックスが表示されている状態では失敗します。
具体的にどのように失敗するかは不定なのですが、一例としては、リモートシャットダウンをかけると、背後のパスワード等の入力用ダイアログボックスは消えますが、「ログオンできません」の方が消えないままです。ここで[OK]をクリックしてやるとたいていシャットダウンに成功しますが、こんな方法ではもちろんリモートシャットダウンの意味がありません。

回避策はないようです。KBには何も情報がありません。あえていえば以下のものですが、XPの場合SP2で対策済みになってます。

Windows: Remote Shut Down of Client Computer Fails

(追記)XPの場合、Win32Shutdown()はそもそも通常の場合でもうまく動かないことがあるようです。 困ったものだ。

Windows Server 2008のRRAS

 Windows Server 2008でルーティングを有効にしようと「ルーティングとリモートアクセス」で[ルーティングとリモートアクセスの構成と有効化]を選び、ウィザードから[カスタム構成]で[LANルーティング]を有効にしようとしましたが、以下のように表示されて失敗します。

次のエラーのため、ルーティングとリモート アクセス サービスのインストールに失敗しました:

クラスが登録されていません
(80040154)

他にも試してみましたが、どうも[LANルーティング]以外でも同様にエラーになるようです。

以下で去年の7月にbeta 3について質問が上がっており、MSから若干の返事が付いたものの、解決策の提示はなし。

Routung and Remote Access fails to install

例によってバグか…と思いましたが、そうではありませんでした。

実は、サーバーマネージャの[役割]で[役割の追加]をクリックし、ウィザードで[ネットワーク ポリシーとアクセスサービス]の中の[ルーティングとリモート アクセス サービス]をインストールしておけばエラーは出なくなります。やや不親切なつくりだと思いますが、確認したらヘルプには載ってました。

IE 7.0

^Internet Explorer 7.0、Windows Updateでとりあえずインストーラの起動までは半ば強制されるようになったので、急激にシェアが上がるかと予想していましたが、当サイトのGoogle Analyticsのレポートを見る限りではまだIE全体の1/3ほどで、案外少ないようです。
^私はといえば一応7.0に上げてはいますが、6.0よりかなり使いにくくなった気がします。更新ボタンや停止ボタン、メニューバーの表示位置が変で、しかもそれを変更できません。
^ま、私はFirefoxがメインなので、あまり深刻な問題にはなっておりませんが。問答集でruby要素(ふりがなを振るタグ、言語ではない)を使っているのですが、Firefoxではそれに対応してないのだけが残念です。
^当サイトではIEのシェアが80%超、Firefoxは15%くらいですから、私が普段見ているのとは微妙に違った画面をご覧になっている方のほうが多いということになりますね。もっとも、私もそうしているように、NoScriptでgoogle.comのJavaScriptを止めているとカウントされないので、本当はもう少し多いのかも知れません。

『よつばと!』に合う人合わない人

『よつばと!』が全然おもしろくないんだが・・ (JavaScriptがOnの場合やや18禁気味の画像などが表示されます)

どうやら『よつばと!』は人によって好みが分かれるらしいですね。
私はもちろん大分ハマっているクチですが、その私の感じ方に基づいて言えば、この作品は、周りの大人、特に養父の「とーちゃん」の立場で、かわいいよつばからの愛情を楽しむものなので、読者としては、子どもが好きでなければ面白くないし、「とーちゃん」の立場が想像できないくらい若くてもやはり面白くないでしょう。
まあ、人は歳を取るにしたがって子どもが可愛く思えてくるものですから、結局ある意味では大人向けということなのだろうと思います。

この人は第1巻を読んだようですが、そこでいうと、第2話の前半や第5話あたりが試金石で、これらが面白い(よつばがかわいい)と思えないようなら、多分合わないのだろうと思います。私の場合、第5話の最後、「じゃあよつばのわけてくれ」「あ。あー」のコマなんか特にいいなあと思うのですが。
合う人が読めば、子どもが欲しくなるマンガです。でも、既に子どもがいる人が読んだらどう思うんでしょうね。自分の子どもで既に満ち足りているからあんまり面白いと思わないのか。あるいは、本当の子どもはこんなに可愛くないなんて思うのかも知れません。