MS-IMEでプロパティが設定できない

Windows Server 2008、開発環境として使っていくつもりで、仮想環境でない方でもインストールしました。RAMは2GBしかないけどx64版です。

で、本格的に使い出してみると不具合が一つ。Office 2007付属のMS IME 2007(正確にはMS Office IME 2007というべきかも)でプロパティの設定や単語の登録をしようとすると、「この機能は、スタンダード権限を持つアプリケーションからのみ利用できます。スタンダードユーザー権限を持つアプリケーションから起動してご利用ください。」と出るだけで設定画面が出ません。

この症状、Vistaでも同様に出ていたらしいのですが、そちらでは

  • 「保護モード」になっているInternet Explorer 7使用中にのみ発生
  • Office 2007 SP1で対策済み

ということらしいです。しかし今回の件はInternet Explorer 7を使っていなくてもなりますし、Office 2007 SP1も適用済みです。

IMEのプロパティ(TechNetフォーラム)

このページを見ると、去年の6月には判明していたバグのようですが(こちらはどうやらOS標準のMS IME 2007での事例)、こんな重大な問題を直さずに出荷するとは、さすがはMicrosoft。探した限りではKBにも記述は見つからず。

デフォルトのままで使うとなると、IME ONの状態でスペースが常に全角で入るのが気に入らないのですが、さて、サポート依頼すべきか… でもしたところでどうせ例によって「いつ直るか判りません」だろうしなあ…

(2008.5.30追記)
ややアクセス数の多い記事なので追記を。
相変わらずKBには何も載ってないように思われますが、某掲示板の情報などによりますと、以下の位置にある設定ツールを手動で起動すると一応設定できるようです。ただし、今のところMSKKがサポートする方法ではなく完全無保証です。At your own riskで。

  • MS Office IME 2007の場合、%ProgramFiles(x86)%\microsoft shared\IME12\IMEJP\IMJPUEX.EXE
  • MS IME 2007の場合、%SystemRoot%\System32\IME\IMEJP10\IMJPUEX.EXE

映画「空の境界」が全上映で満員札止め

映画「空の境界」が全上映で満員札止め(Slashdot Japan)

あのテアトル新宿で大行列だそうです。なんだか気になりますねえ。

ちなみに、たまたまモデレータだったこともあってコメントしなかったけれど、『秒速5cm』じゃなくて『秒速5センチメートル』だぞぉー

Windows Server 2008入れてみました

今日は珍しくコンピュータネタを。

正式発売前ではあるがMSDNからダウンロードしたWindows Server 2008 Enterprise Edition(WS2008)の日本語版を、Windows Vista x64上のVirtual PC 2007(VPC2007)の環境にインストールしてみた。WS2008のゲストは正式にはVirtual Server 2005 R2 SP1(VS2005)の方でしかサポートされていないのだが、VS2005は何しろ使いづらいので…

  • VPC2007でウィザードを起動して環境を作るとき、WS2008という選択肢はないわけであるが、 「その他」でOKのようだ。しかし、RAMは512MB以上必要。これより少ないとセットアップの冒頭で蹴られる。
  • WS2008のx64版は(というかx64のゲスト環境は)VPC2007側が対応してない。x86版を入れる。ちなみにVS2005でも同様。
  • ISOイメージをDVDとしてVPCでマウントしておけば、もちろんそこからブートできる。Editionの選択はセットアップが始まってからする。
  • セットアップ中に求められる情報がこれまでのOSと比べて少ないようだ。コンピュータ名やIPアドレスなども設定しないで進む。設定する方法もあるのかも知れないが。
  • 最初に情報を入力してインストールが始まれば、後は完了まで入力を求められることはない。
  • 「バーチャルマシン追加機能」は、そのままWS2008にインストールできた。今のところ正常に動作しているように見える。画面はコレを入れなくても大きく(1280 x 1024などに)できるが、マウスカーソルが仮想マシンの中に閉じこめられてしまうのが不便。ちなみに、コレを入れるまでは、マウスカーソルを放して欲し ければ右Altキーを押す。
  • ただし、「バーチャルマシン追加機能」を入れても「マルチメディアオーディオコントローラ」のドライバは見つからない状態になる。
  • 今のところWindows Updateで出てくるものはなし。
  • 初めに出てくる「初期構成タスク」、「ログオン時にこのウィンドウを表示しない」をチェックして消した後また表示したいときは、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]で「oobe」。しかし、これは本来、初めからスタートメニューに登録されているべきものではないか?
  • 「Windowsヘルプとサポート」で左ペインに目次のツリーを常時表示しておくモードが用意されていない。Vistaもそうだった。検索で表示したページの目次内の位置をすぐに確認できないのは不便だ。[ヘルプの参照]ボタンを押すと(この名称も直観的でない)、画面が切り替わってそのページの目次内の位置が表示されることにはなっているようだが、実際いくつか試してみるとそうならないページも多々あるようだ。

余談だが、Windowsのコンポーネントでhtml(+ JavaScript?)ベースで作られたと思しきツール類はことごとく完成度が低い。もういい加減にこの手の技術は捨てたらどうか。

後から修正主義

ブログを公開するには「あきらめ」が必要だ

 紙の媒体とくらべ、消費のサイクルが速いブログ記事は、内容もさることながらスピードが命だ。「書き直せばもっとよくなるはずだ」と思っても、思い切ってアウトプットしてしまう勇気も大切である。

完全主義者はとかく、「非の打ち所のない最高のものを作ってみんなを驚かせよう」なんて考えるもの。

「パーフェクトなパッケージを作り、完成したらあとは見てもらうだけだ」

だがその発想はブログには合わない。

記事をいったんオープンにしても、あとから書き直すなんていくらでもできる。逆に読んだ人から感想をもらい、それに触発されて新しい何かを書き足すのだってOKだ。読み手とのコラボレーションって、いかにもブログらしい。

こういう考えでいてもらえればこちらとしては有り難いですけどね。なにしろうちのコンテンツは修正に次ぐ修正なので。

とはいうものの、以前に来て頂いてそのまま去っていってしまわれた方が誤解を抱えたままになってしまうのではないかという点は、やはり気になっています。マイクロソフトなんかは製品の開発にこの考え方を適用してるみたいですけど、付き合わされる方はたまらんです。この辺りは適材適所を考えてやらないといけませんね。

よつばと!

いまさらながらよつばと!にハマってます。

好きなエピソード10

  1. 第4巻 第25話 よつばとせいしゅん & 第26話 よつばとしんぶん
  2. 第6巻 第39話 よつばとぎゅうにゅう & 第40話 よつばとはいたつ
  3. 第2巻 第10話 よつばとケーキ
  4. 第3巻 第15話 よつばとおみやげ & 第16話 よつばとあさぎ
  5. 第7巻 第44話 よつばとねつ
  6. 第4巻 第23話 よつばと釣り
  7. 第2巻 第9話 よつばと復讐
  8. 第1巻 第3話 よつばと地球温暖化
  9. 第1巻 第5話 よつばとかいもの
  10. 第5巻 第32話 よつばとあめ

読んでない方は是非こちらからどうぞ。よつばと!(Amazonアフィリエイト) 試読はこちら

ところで「年鑑代表シナリオ集」はどうなったんでしょうねえ…

東京都歌舞伎町プチッコホーム

時かけなどとはまったく関係ありませんが…

今週の「ビックコミックオリジナル」35-4(2008年2月5日号)の『東京都新宿区歌舞伎町プチッコホーム』第24話のプロットは、黒澤明の『生きる』にかなり似ているのではないかと…

まあどんなアイデアにも元ネタというものはあるものですがね。

wordpressインストール完了

wordpressのインストールがやっと完了した。

雑多なページの方の時かけの記事が一応の完成を見た。というわけで、それを知ってもらうために、他の方の運営されるブログなどに当サイトへのトラックバックを作れるようにしたい。そうすると当方の側でもブログが必要になる。ココログとかはてなとか、無料のサービスを使ってもよかったが、勉強も兼ねてこのサーバにシステムを入れて自前で運用してみることにした。

それで最終的にこの通りwordpressを動かすことができたのだが、なにしろサーバが古いRedHatなので大変だった。前提となるソフトがいろいろあるのだが、RedHatに入っているものは皆古く、それらをソースを取ってきてコンパイルするところから始めなければならない。最初tDiaryを試して機能不足で諦めたりしたこともあって、結局ruby、tDiary、Apache2.2、php5、mysql、libxml2、そしてwordpressと7つもソフトを入れることになった。

元々入っているもので一見大丈夫そうなのに試してみると上手く動かず、調べてみると結局新しいバージョンのものが必要だと判る、といったことが多かったのと、コンパイルに時間が掛かる巨大プログラムが多いのとで、かなり時間が掛かった。しかも大抵なにかしら失敗してしやり直すのでそれが2倍3倍。結局丸2日掛かってしまった。

だが、それだけの甲斐あってこのwordpressはなかなかに高機能だ。